日本語は難しい
「認知症の恐れがある」の基準に該当しませんでした。
これは、高齢ドライバーが免許更新をする際に行う、認知機能検査の結果を示したものだ。
落ち着いた気持ちの時に読めば、認知症でないことがわかる。
ところが、検査の得点がギリギリだった時に読むとどうなるか。
「認知症の恐れがある」まで読んでストップする。
「えっ!、私は認知症??」と勘違いしてしまうらしい。
そして、「免許更新できないんだ」と落ち込む。
勘違いしたその人は、検査後約1か月、自分は認知症になってしまったと一人で悩んでいたらしい。
で、いよいよ苦しくなって相談したという。
書類を見せてもらい、更新手続きはできると伝えると、ホッとした表情とともに、若干体が震えているようだった。
その書類は、すべての漢字にふりがながふられており、誰でも読めるように配慮されていた。
しかし、日本語の表現が難しくて、理解できない人もいるかもしれないと思った。
警察のホームページを見ると、認知機能検査の説明書きがあった。
そこには、「認知症のおそれあり」、「認知症のおそれなし」という言葉を使っていた。
この言葉を使ってもらっていたら、無駄な不安を抱えることがなかったかもしれない。
ブログを書くようになり、自分も書き方のクセがあると感じていた。
回りくどい表現をしているような…
日本語の難しさを改めて感じた日になった。
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